さらに洗剤・洗浄剤開発のご要望にお応えできる体制が整いました
23/08/25
レヂテックスでは、洗剤・洗浄剤製品の開発・製造について13年の実績を持っています。
コンサルティング・処方設計・生産までを一貫して対応できる体制を整えており、
なかでも業務用洗浄剤の開発では衣料用・食器用・工業用と、多岐にわたる製品の製造を行っております。
近年では一般家庭向けのOEM製品の需要が増えており、
弊社の技術である製品開発力を活かして生み出した「プロ仕様の洗浄性能」を持つ洗剤と
「OEM先のブランド力」を掛け合わせることで、数々のヒット商品が生み出されています。
実際にスーパーやホームセンターに置いてある家庭用洗剤には、
社名は出てこないものの実はレヂテックスが手がけている、という製品が多数ございます。
今回は、洗浄剤分野の1回目のコラムとして弊社で出来ることをご紹介いたします。
需要に応え大型の充填設備を導入しました
年々ニーズの高まる洗浄剤分野の開発に対し、当社では更なる顧客の声に応えることを目的として
2022年の夏に大型の充填設備を新規導入しました。
近年ボトル容器等に充填する工程を外注する機会が多くなっている一方、
当社の設備的な要因のため、コスト低減の限界や、連携の煩雑さが無視できなくなっておりました。
今回この充填設備の導入を行うことで、小分け充填の対応能力が拡充され、
既存の装置では対応ができなかった仕様も手掛けることができるようになりました。
また、生産効率が向上したことでより顧客の意向に沿った対応が可能となっております。
現在では開発から製造までを通して管理することで、トラブルに迅速に対応できるようになり、
より安定した品質をご提供することが可能になりました。
また、液剤製造から完成品の作り込みまで一貫した生産が実現し、コストダウンも見込めます。
既存の開発はもとより、お客様のニーズによっては、充填加工のみを弊社で請け負うことも可能となりました。
レヂテックスの洗浄剤開発の強み
当社はこれまでも洗浄剤開発において「環境対応」「幅広いカスタマイズ性」といった強みを持っておりましたが、
充填までを行えることにより、新たに次のような強みをご提供できるようになりました。
1.多彩な容器包装の選択肢
自立式のパウチ包装となる、スタンディングパウチへの充填が可能です。
トイレタリー分野の詰め替え洗剤として活用でき、対応できる製品の幅が広がりました。
パウチ容器は使用する樹脂量が減るため、環境負荷の低減化が見込めることから、昨今のSDGsのニーズへも対応できます。
2.コストを抑えた製品化
原料価格の上昇に伴い、各社では価格競争が激化しています。
設備導入を経て、自社で一貫して行うときの理想的な条件出しが可能となりました。
液剤配合、生産技術、資材調達すべてを最適なバランスで組み合わせた結果
高い品質を維持しつつ、販売価格を抑えることでき、製品化に至ることができました。
3.最適な充填ラインを生み出す生産技術
各設備を組み合わせ、製品の仕様に応じた最適なラインを作ることができています。
ここでは、代表的な5つを紹介します。
【1】自動充填機:
容器に液剤を充填する機械であり、設定した量で自動投入されます。
【2】自動キャッパー:
スクリューキャップを閉める機械であり、所定の締圧に設定可能です。
閉栓トルク値を全数モニタリングできることが、この機械の大きな強みです。
液モレ防止に効果的で、高い水準での品質管理が期待できます。
【3】ターンテーブル:
充填やキャップが完了したあと、次工程への搬送を円滑とします。
【4】高圧熱風器:
シュリンクラベルを容器に巻きつけ、熱を加えることで装着できます。
ライスター社の装置を導入しており、シワが少なく綺麗な仕上がりが期待できます。
扁平容器の包装に対して特に効果的です、仕上がりの改善はお任せください。
【5】シュリンク包装機:
透明の保護フィルムを容器全体に包装できる機械です。
洗浄剤開発は対応力のレヂテックスへご相談ください
弊社の洗浄剤開発では、顧客対応の迅速性、技術開発力、アフターフォローにおいて、他のメーカーでは実現できない魅力がございます。
洗浄剤の性質・機能の調整にも柔軟にお応えできるとともに、今求められる環境負荷を軽減できる製品開発も可能です。
OEM製品は、希望要件をヒアリングした上で最適な提案をさせていただきます。
1単位あたり5000本や10000本などのまとまった数量で対応することが多いですが
複数条件を吟味して、ロット数量や販売単価が最適になるような調整が可能です。
設計から充填までを一貫してお任せいただけるため、より多くのお客様に弊社の洗浄剤開発をご利用いただけると考えております。
洗剤・洗浄剤の開発・製造をご希望でしたら、ぜひレヂテックスへご相談下さい。